メタボリックシンドロームと生活習慣病
生活習慣病の中でも特に注目されているのがメタボリックシンドローム
ではないでしょうか。
肥満や高血圧、高血糖などのリスクを伴っているメタボリックシンドロームの人は、
とても多いといわれています。
メタボリックシンドロームにかかっている生活習慣病の人は、
現在、男性の2人に1人の割合、女性の場合には5人に1人の割合で
いるといわれていますから、人事ではないような状況です。
生活習慣病のメタボリックシンドロームであるかどうかということは、
診断基準があります。
まず中性脂肪知が150mg/dl以上の人、
そしてHDLコレステロールが40mg/dl未満の人、
最大血圧が130で最小血圧が85以上の人などもメタボリックシンドロームの
診断基準の結果、診断されることになります。
生活習慣病を予防するためにはメタボリックシンドロームを予防して、
改善させることが必要ですが、そのためには常に食事のときには、
腹八分目を心がけることや、野菜、食物繊維を食べる、
塩分控えめの薄味の食事をする、適度な運動をする、喫煙、アルコールの抑制、
そしてストレスをためないことも、生活習慣病のメタボリックシンドロームを
予防することにつながりますので、覚えておきましょう。
最近はコレステロールや中性脂肪を下げる油なども販売されていますし、
飲み物やサプリメントなども販売されていますから、上手に利用しながら、
メタボリックシンドロームを予防して生活習慣病を未然に防ぎましょう。
<生活習慣病はサイレントキラー>
生活習慣病はサイレントキラーと呼ばれています。
なぜサイレントキラーと呼ばれているのか、
それは自覚症状をほとんど感じることなく突然発症する病気だからです。
沈黙の殺人者、サイレントキラーと呼ばれている生活習慣病ですが、
目立った自覚症状も泣いために気がつかない人が多いために、
不摂生が蓄積されてそして気がつけば、生活習慣病を発症して
いるという人も多いのです。生活習慣病を発症するという時点ですでに、
症状は悪化していると考えられて、すでに手遅れになっていることの方が
多いといわれています。
脳卒中や心臓病、高血圧などは自覚症状がほとんどなく、
突然症状が起きた時にはもう手遅れで場合によっては死にいたることもあります。
このようなことから、生活習慣病はサイレントキラーと呼ばれているのです。
サイレントキラーである生活習慣病を未然に防ぐためには、早期発見が必要です。
そして、生活習慣病の原因である要因を発見して改善していくことが必要です。
生活習慣病は生活習慣が原因で、食べすぎや運動不足、喫煙やアルコール、
ストレスなどが引き起こしますので、気がつかなくて、何十年とそんなことを続けていれば、
生活習慣病がサイレントキラーとなって忍び寄ることになります。
発症してからでは遅いですから、心当たりのあるという人は、
早めに生活習慣病を予防する努力を常に考えなければいけませ ん。
そのためには生活習慣の見直しや改善が一番に必要になってきます。